本日(2022.1.14)
台湾花蓮縣よりバナナ(芭蕉)のサンプルが届きました。
1月4日:花蓮発
1月5日:台湾検疫終了
1月7日:空港検疫終了
1月9日:関空到着
1月12日:日本通関手続き終了
1月14日:敦賀合同青果着
約10日間の長旅でした。国内検疫で熟したバナナが廃棄処分となり10kg5房で台湾を旅立ったバナナは3房廃棄処分となり2房だけが敦賀へ届きました。
届いて記念すべき開封の様子は敦賀合同青果のフェイスブックと台湾在住の日本人ご夫婦「播磨」さんがユーチューブでアップしてくれています。
その日の夕方、敦賀合同青果のインスタグラムにて房切り、着色実験開始の様子をお伝えしています。
このバナナは台北でも入手困難な品種で現在日本で売られている台湾バナナとは全く違うものになります。
台湾人も絶賛する花蓮産のバナナです。味が濃厚で粘りがあるのが特徴。戦後、すぐに日本で食べられていたのは「花蓮」のバナナだそうです。その後1963年にバナナの輸入が自由化され「花蓮」は日本向けの輸出から撤退。その後は台湾南部の「屏東」産に取って代わられたそうです。
自由前の台湾バナナを食べたことのある人からすると「昔の台湾バナナはもっと美味しかった。味が落ちた」とおっしゃる方がいらっしゃるのも産地の切り替えが行われた事に原因があるのかもしれません。
花蓮産のバナナが日本に届くのは実は59年ぶりそしてこの「芭蕉」は初上陸となります。
なんかすごくワクワクします。
播磨夫婦が配信しているニーハオファーレン「花蓮の農家からの伝言」で詳しくバナナのことを話していますのでリンクを添付しておきます。ご覧いただければと思います。
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